2008年2月

     赤丸タイトルアイコン 比較経営史(2単位)      今野 孝
2008年度

対象: 商学部経営学科 2年次生
 第二部商学科 2年次生

商学部経営学科は2008年度は開講しません。

商学部第二部商学科   04台以降   後期 週1回 (金曜日夜2時限目)
商学部経営学科 04台以降 2008年度は開講しません。

概 要

 経営史学は企業経営や企業者活動を歴史的な視点から研究・分析するものです。企業経営を歴史的な観点から分析して理解することは、現代企業経営を理解し、さらに今後を考える上で不可欠なことです。
 この講義では、イギリスを中心とした資本制経営の成立と発展の過程、アメリカ・ドイツ等に例をとった「後進」資本主義諸国における経営の展開を、それぞれの特徴的諸点を中心にみていきます。最後にそれらと比較しながら、わが国における近代企業経営の生成・発展をふりかえってみていくことになります。
 経済活動のグローバル化にともない、今後の企業行動には国際間の差異がなくなることが想定されるかもしれません。しかし、これまでそれぞれの企業を生み出し、またその企業が活動してきた社会は、それぞれ異質なものを持ちながら発展してきました。さらにそれらが変化してきたことによって企業経営のあり方も当然異なったものとして現れてきたのです。それらの違いを認識するとともに、他方で異なった社会にもかかわらず、それぞれの経営活動に共通してみられるものの存在を確認することが経営活動の本質を理解することにつながるのです。

おことわり 授業教材の提供は、本年度からFUポータル上の授業支援システムを利用します。そのため私のWebサイト上への掲載は中止しました。

授業計画

内    容
1 はじめに ―比較史的視点の意義―
2 近代以前における資本主義的経営
3 産業革命期の工場制度と経営問題
4 英国の経営風土
5 後進資本主義諸国における経営の発展
6 ドイツ資本主義とカルテル
7 アメリカ的製造方式と近代経営
8 大量生産体制と企業経営
9 独占と企業経営
10 日本における企業経営の発展
11 日本資本主義の発達と企業経営
12 日本における戦後の経営
13 日本的経営論と経営史
14 まとめ

 (注−上記の各項目は、必ずしも一回分の講義を示しているものではありません。)
 教材を用意します。FUポータル上の「授業支援システム」にも、講義の進行にあわせて逐次掲載します(PDFファイル) 。
評価の方法
 原則として定期試験の成績によって評価します。ただし、講義の中で、受講者の理解度をみるために、マークシートによる簡単な「確認小テスト」を数回実施しますので、その提出状況を評価に加味することがあります。

テキスト
 テキストは指定しませんが、参考書として下に掲げたものをはじめ、大学のテキスト向けに刊行されている多くの経営史のテキストには、いずれもこの講義の内容に相当する事柄が説明されているので、講義の理解を深めるために有効です。

参考書
 中川敬一郎『比較経営史序説』(東京大学出版会、1981年)。
 経営史学会編『経営史学の20年』(東京大学出版会、1985年)。
 小林袈裟治編『西洋経営史を学ぶ』上下(有斐閣選書、1982年)。
 土屋守章編『経営史』−西洋と日本−(有斐閣、1994年)。
 宮本又郎他『日本経営史』―日本型企業経営の発展・江戸から平成へ―(有斐閣、1995年)。
 湯沢威他『エレメンタル 経営史』(英創社、2000年)。

履修上の留意点
 この講義を受講する際には、経営史概論をすでに履修していることが望ましいので、未履修者は留意してください。前述のように、講義中に「確認小テスト」を数回実施してその提出状況も評価に加味することがありますので、欠席せずに受講することが必要です。
 なお、一般的な注意事項として、講義中の私語や、帽子をかぶったままで受講するなど、最低限のマナーをわきまえない学生諸君の受講はおことわりします。

2006年度の成績評価

       
           【商学部第二部】 受験者96名 平均点57点 最高点91点 合格者64名 不合格者32名
            注―2006年度は第二部のみ開講。


2005年度の成績評価


【商学部】 受験者35名 平均点60点 最高点94点 合格者21名 不合格者14名


    【商学部第二部】 受験者39名 平均点57.8点 最高点94点 合格者25名 不合格者14名




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