2017年4月

     赤丸タイトルアイコン 比較経営史(2単位)      今野 孝
2017年度

対象: 商学部経営学科 2年次生以降
第二部商学科 2年次生以降
2017年度は開講しません。

     

概 要

 経営史学は企業経営や企業者活動を歴史的な視点から研究・分析するものです。企業経営を歴史的な観点から分析して理解することは、現代企業経営を理解し、さらに今後を考える上で不可欠なことです。
 この講義では、イギリスを中心とした資本制経営の成立と発展の過程、アメリカ・ドイツ等に例をとった「後進」資本主義諸国における経営の展開を、それぞれの特徴的諸点を中心にみていきます。最後にそれらと比較しながら、わが国における近代企業経営の生成・発展をふりかえってみていくことになります。
 経済活動のグローバル化にともない、今後の企業行動には国際間の差異がなくなることが想定されるかもしれません。しかし、これまでそれぞれの企業を生み出し、またその企業が活動してきた社会は、それぞれ異質なものを持ちながら発展してきました。さらにそれらが変化してきたことによって企業経営のあり方も当然異なったものとして現れてきたのです。それらの違いを認識するとともに、他方で異なった社会にもかかわらず、それぞれの経営活動に共通してみられるものの存在を確認することが経営活動の本質を理解することにつながるのです。

到達目標
 この講義をとおして、近代以前からの資本主義的経営の生成・発展の過程を理解するとともに、専心資本主義国イギリスにおける近代工場制度の登場以降の経営問題とその対応、およびそれにつづく後進資本主義各国における経営のあり方との相違、およびその背景を理解することができるようになることをめざします。
授業計画
  内    容
1    はじめに
2    資本制経営―工場制度と経営管理―
3    資本制経営に先行する経営諸形態(1)
4    資本制経営に先行する経営諸形態(2)
5    資本制経営に先行する経営諸形態(3)
6    産業革命期と市民革命
7    産業革命期における経営問題(1)
8    産業革命期における経営問題(2)
9    産業革命期における経営問題(3)
10    後進資本主義国における経営とその発展(1)
11    後進資本主義国における経営とその発展(2)
12    アメリカ的製造方式と近代経営
13    ドイツにおける工業化と企業経営
14    日本における工業化と企業経営
15    まとめ
評価の方法
【2012年度から】
 定期試験の成績(70%)と平常点(30%)によって評価します。定期試験は基本的な事項を正確に理解しているかどうかが評価の基準です。
 平常点は授業中にレスポンス・アナライザを使用して実施する小テストや課題レポート等の提出状況を数値化したものです。なお、遅刻や欠席するとテストを受けられず、課題の提出もできないことがありますから、評価の低下につながります。

2011年度まで】
 
原則として定期試験の成績によって評価します。ただし、講義の中で、受講者の理解度をみるために、マークシートによる簡単な「確認小テスト」を数回実施しますので、定期試験の成績が合格点に達しない場合、その提出状況およびその他課題レポートなどを評価に加味し合格点(60点)を付与することがあります。
テキスト
 テキストは指定しませんが、参考書として下に掲げたものをはじめ、大学のテキスト向けに刊行されている多くの経営史のテキストには、いずれもこの講義の内容に相当する事柄が説明されているので、講義の理解を深めるために有効です。
 教材を用意します。配布資料は講義の進行にあわせ、FUポータル上の「授業支援システム」に逐次掲載します(PDFファイル) 。
参考書
  中川敬一郎『比較経営史序説』(東京大学出版会、1981年)。
  経営史学会編『経営史学の20年』(東京大学出版会、1985年)。
  小林袈裟治編『西洋経営史を学ぶ』上下(有斐閣選書、1982年)。
  土屋守章編『経営史』−西洋と日本−(有斐閣、1994年)。
  宮本又郎他『日本経営史』―日本型企業経営の発展・江戸から21世紀へ―(有斐閣、2007年)。
  湯沢威他『エレメンタル 経営史』(英創社、2000年)。
履修上の留意点
 この講義を受講する際には、経営史概論をすでに履修していることが望ましいので、未履修者は留意してください。前述のように、講義中に「確認小テスト」を数回実施してその提出状況も評価に加味することがありますので、欠席せずに受講することが必要です。
 なお、一般的な注意事項として、講義中の私語や、帽子をかぶったままで受講するなど、最低限のマナーをわきまえない学生諸君の受講はおことわりします。


試験結果(比較経営史 定期試験成績分布)
評価区分
A 90〜100点
B 80〜89点
C 70〜79点
D 60〜69点
F 不可 0〜59点
H 放棄  
  これまでの定期試験の結果(成績分布)は以下のとおりです。
 
  評価区分については左の表をご覧ください。

  2009年度までは旧カリキュラムの「経営史」(後半)との合併講義です。

2016年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布
2016年度は商学部第二部商学科では開講していません。

GP 人 数 割 合
A 1 1.3%
B 9 12.0%
C 19 25.4%
D 17 22.7%
F 19 25.3%
H 10 13.3%
  75 100%

受験者65人、最高点96、最低点17、平均点:61.3、GPA:1.32(放棄者を除く



2015年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 7 8.6%
B 10 12.3%
C 6 7.4%
D 15 18.5%
F 25 30.8%
H 18 22.2%
  81 100%

受験者63人、最高点98、最低点10、平均点:57.3、GPA:1.34(放棄者を除く


2015年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 2 1.9%
B 11 10.4%
C 23 21.7%
D 31 29.2%
F 28 26.4%
H 11 10.4%
  106 100%

受験者95人、最高点95、最低点17、平均点:61.3、GPA:1.24(放棄者を除く


2014年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 2 6.1%
B 6 18.2%
C 6 18.2%
D 6 18.2%
F 10 30.2%
H 3 9.1%
  33 100%

受験者30人、最高点90、最低点16、平均点:61.7、GPA:1.47(放棄者を除く

2014年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 4 3.9%
B 6 5.8%
C 16 15.5%
D 37 35.9%
F 29 28.2%
H 11 10.7%
  103 100%

受験者92人、最高点92、最低点5、平均点:57.0、GPA:1.12(放棄者を除く

2013年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布
2013年度は商学部第二部商学科では開講していません。

GP 人 数 割 合
A 2 6.7%
B 3 10.0%
C 4 13.3%
D 11 36.7%
F 4 13.3%
H 6 20.0%
  30 100%

受験者24人、最高点96、最低点30、平均点:66.7、GPA:1.50(放棄者を除く


2012年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 2 2.9%
B 7 10.%
C 17 24.2%
D 12 17.1%
F 16 22.9%
H 16 22.9%
  70 100%

受験者5:4人、最高点97、最低点0、平均点:59.3、GPA:1.32(放棄者を除く

2012年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 2 3.6%
B 13 23.6%
C 7 12.7%
D 14 25.4%
F 11 20.0%
H 8 14.5%
  55 100%

受験者:47人、最高点:93、最低点:2、平均点:62.4、GPA:1.60(放棄者を除く

2011年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 5 8.5%
B 7 11.9%
C 8 13.6%
D 14 23.7%
F 12 20.3%
H 13 22.0%
  59 100%

受験者:46人、最高点:96、最低点:8、平均点:63.5、GPA:1.54(放棄者を除く

2011年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 4 4.3%
B 8 8.7%
C 18 19.6%
D 26 28.3%
F 20 21.7%
H 16 17.4%
  92 100%

受験者:76人、最高点:92、最低点:8、平均点:62.1、GPA:1.34(放棄者を除く

2010年度後期定期試験 商学部経営学科・第二部商学科成績分布

GP 人 数 割 合
A 4 3.5%
B 15 13.2%
C 21 18.4%
D 20 17.5%
F 23 20.2%
H 31 27.2%
  114 100%

受験者:83人、最高点:98、最低点:9、平均点:60.4、GPA:1.48(放棄者を除く



  2009年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

GP 比較経営史 経営史 合計 割 合
A 2    2 1%
B 16     16 10%
C 29    29 19%
D 56    56 36%
F 35   35 23%
H 15 1 16 10%
  153 1 154 100%

受験者:138人、最高点:93、最低点:7、平均点:59.6、GPA:1.23(放棄者を除く
注- 合併授業「経営史」後期分受講者を含む。

  2009年度前期定期試験 商学部経営学科成績分布

GP 比較経営史 経営史 合計 割 合
A 4    4 3%
B 12 1 13 11%
C 23    23 19%
D 27 2 29 24%
F 37  1 38 31%
H 13 1 14 12%
  116 5 121 100%

受験者:107人、最高点:95、最低点:9、平均点:58.4、GPA:1.21(放棄者を除く
注- 合併授業「経営史」前期分受講者を含む。



2008年度後期定期試験 商学部第二部商学科成績分布

商学部経営学科は2008年度は開講していません。

GP 人 数 割 合
A 3 2.1%
B 13 9%
C 17 11.8%
D 44 30.6%
F 32 22.2%
H 35 24.3%
   144 100%

受験者:109人、最高点:96、最低点:0、平均点:59.5、GPA:1.18(放棄者を除く
注- 合併授業「経営史」後期分受講者を含む。

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