更新: 2018年6月25

 地域史料研究会・福岡 懇話会・総会報告

第1回懇話会(設立会員総会) 2011/07/30
第2回懇話会 2011/10/10
第3回懇話会    2012/02/11
第4回懇話会(2012年度会員総会) 2012/04/21
第5回懇話会 2012/07/16
第6回懇話会 2012/09/08
第7回懇話会 2012/12/22
第8回懇話会 2013/03/02
第9回懇話会(2013年度会員総会) 2013/05/04
第10回懇話会 2013/07/27
第11回懇話会 2013/11/23
第12回懇話会 2014/02/01
第13回懇話会 2014/04/19
第14回懇話会(2014年度会員総会) 2014/06/29
第15回懇話会 2014/09/27
第16回懇話会 2014/11/29
第17回懇話会 2015/02/14
第18回懇話会 2015/04/25
第19回懇話会(2015年度会員総会)   2015/06/27
第20回懇話会 2015/09/05
第21回懇話会 2015/11/14
第22回懇話会   2016/01/23
第23回懇話会   2016/03/05
第24回懇話会 2016/04/23
第25回懇話会(2016年度会員総会) 2016/06/25
第26回懇話会 2016/11/05
第27回懇話会 2017/01/21
第28回懇話会 2017/03/04
第29回懇話会 2017/04/22
第30回懇話会(2017年度会員総会)) 2017/06/24
第31回懇話会 2017/09/02
第32回懇話会 2017/11/04
第33回懇話会 2018/01/20
第34回懇話会 2018/03/03
第35回懇話会 2018/04/28
第36回懇話会 2018/06/23

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懇話会開催日程

 2018年度の懇話会は以下の日程で開催する予定です。どうぞご参加ください。なお、報告をご希望の方は事務局へご連絡ください。

   
    
2018年度懇話会開催予定日
  
第35回 2018年 4月28日(土)   終了しました。
第36回 (総会開催) 6月23日(土)  終了しました。
第37回 9月22日(土)
第38回 11月 未定  
第39回 2019年 1月 5日(土)
第40回 3月23日(土)
                                    以 上


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2018年6月25日 

第36回懇話会 (2018年6月23日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで第36回懇話会と2018年度会員総会を開催しました。
 
 
. 報 告   
江藤 彰彦氏


    
「博多津要録」の史料論的検討
        


. 会員総会  報告終了後、2018年度会員総会を開催しました。議案は異議なく承認されました。
会員総会議案書

以 上



2018年5月6日

第35回懇話会 (2018年4月28日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで第35回懇話会を開催しました。
   
報 告

 植 田 謙  一 氏


   関門海峡を渡った裏粕屋郡新原村大庄屋文書
      −付論・福岡県史と県下市町村史誌雑感−


   以 上  



2018年5月6日

第34回懇話会 (2018年3月3日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで第34回懇話会を開催しました。
   
報 告

 上 園 慶 子 氏


   藩医の仕事
      −須惠の眼科田原貞一の場合
            『公務手鑑并私用出方 二』による−


                                 報告資料1
                                 報告資料2


   以 上  



2018年1月27日

第33回懇話会 (2018年1月20日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで第33回懇話会を開催しました。
   
報 告

 古 賀 康 士 氏


   麻生家文書の史料論的考察
      −大規模史料群の調査のために−


   以 上  


2017年11月4日

第32回懇話会 (2017年11月4日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで16名が参加して第32回懇話会を開催しました。
   
報 告

 川 路 祥 隆 氏


   島津忠恒の藩主権力確立過程
      −江戸御普請における石舟進上から−


   以 上  


2017年9月3日

第31回懇話会 (2017年9月2日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで16名が参加して第31回懇話会を開催しました。
   
報 告

 八 嶋  義 之 氏

   福岡藩における宗門改制度・再論

   以 上  


2017年8月2日

第30回懇話会 (2017年6月22日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで16名が参加して第30回懇話会を開催しました。
   
報 告

   
重久 幸子 氏

       福岡藩の地所台帳『福岡湊町券帳』について
           ―その記載事項を中心に― 
   以 上  

2017年度会員総会

 同日、第30回懇話会終了後、16名が参加して2017年度会員総会を開催しまた。議案はすべて原案通り承認されました。
 なお、会員からは他の研究会との共同開催や見学等を計画してもいいのではないかとの意見がだされました。
  以 上 
  総会議案書
  


2017年4月23日

第29回懇話会 (2017年4月22日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで第29回懇話会を開催しました。
   
報 告

   
中村 琢氏 氏

       江戸時代後期における英彦山派末派山伏の成立
                  ―唐津を事例に― 


        報告資料
   以 上  



2017年3月7日

第28回懇話会 (2017年3月4日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、17名が参加して第28回懇話会を開催しました。
   
   
報 告

   八 嶋 義 之 氏

      福岡藩における宗門改制度
         
                                報告資料
       
   以 上  


なお、次回の第29回懇話会は、4月22日(土)に開催する予定です。

 


2017年1月23日

第27回懇話会 (2017年1月21日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、11名が参加して第27回懇話会を開催しました。
   
   
報 告

   時 里 奉 明 氏

      安高文書の世界
         −『安高団兵衛の記録簿』の成果と可能性について− 
                              報告資料
       
   以 上  

 


2016年11月10日

第26回懇話会 (2016年11月5日14時から)

 台風のため延期した第26回懇話会を、福岡市中央区天神1丁目エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、13名が参加して開催しました。
 
報 告

   吉 田 洋 一 氏

     
亀井南冥と朝鮮通信使
 福岡藩に関係する知識人と通信使との交流、特に亀井南冥が応接した事例およぴ南冥の生涯について検討した。

       報告資料







以 上


2016年6月25日

第25回懇話会 (2016年6月25日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、16名が参加して第25回の懇話会を開催しました。
 
報 告

   梶 嶋 政 司 氏

     近世の漁場権益と明治期の魚場争論
                 ―
福岡藩士の遊漁と浦


以 上

2016年度会員総会

 第25回懇話会に引き続き、2016年度の会員総会を開催しました。主な内容は以下のとおりです。
1.  事務局から議案第1号〜第4号、昨年度の事業報告・収支決算および新年度の活動計画・収支予算案等が説明され、審議の結果いずれも原案通り承認されました。
2.  会員からつぎのような意見が出されました。
(1)懇話会の開催日程その他について、福岡地方史研究会と連携を図ってほしい
(2)会則上の事務所は、九州大学移転との関係があり検討する必要がある
(3)事業計画にある資料保存施設等の見学会はぜひ実施してほしい

 以上の提案については、いずれも今後検討することになりました。
総会議案書(PDF)

以 上


2016年4月23日

第24回懇話会 (2016年4月23日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、18名が参加して第24回の懇話会を開催しました。
 
  
報 告

   江 藤 彰 彦 氏

      藩政中枢の機構と記録体系
           ―分節的な支配と記録体系―

       報告資料


以 上


2016年3月5日

第23回懇話会 (2016年3月5日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、14名が参加して第23回の懇話会を開催しました。
 
  
報 告

   石 畑 匡 基 氏

      糸島地域の史料状況
        ―伊都国歴史博物館収蔵を中心に―
 

         報告資料


以 上




2016年1月23日

第22回懇話会 (2016年1月23日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、15名が参加して第22回の懇話会を開催しました。
 
  
報 告

   萩 尾 明 彦 氏

    武谷水城について
        ―太宰府市史落穂拾いの試み―
 

    報告資料1 報告資料2.   


以 上



2015年11月14日

第21回懇話会 (2015年11月14日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、17名が参加して第21回の懇話会を開催しました。
 
  
報 告

   竹 下 幸 一 氏

     佐賀藩藩主の家系における寿命の研究


      報告資料




   長 野  暹 氏

     大村藩おける明治初期の藩政改革


      報告資料





以 上



2015年9月5日

第20回懇話会 (2015年9月5日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、15名が参加して第20回の懇話会を開催しました。
 
  
報 告

   久 保 知 里 氏

       近世後期〜明治初年における福岡藩無足組菅家の動向

 報告資料


以 上


2015年7月4日

第19回懇話会 (2015年6月27日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、16名が参加して第19回の懇話会を開催しました。
 
報 告

   山 田  秀 氏

    戦前期における朝倉郡域の鉄道網形成について

概 要 福岡県においては九州鉄道の開業後、九州鉄道の駅を起点に地方の都邑に向けて数多くの軌道が建設された。 朝倉郡域では明治末から大正期にかけて甘木を中心に4つの軌道会社が設立されたが、三井電気軌道は九州鉄道(西日本鉄道)に合併し、両筑軌道、中央軌道は朝倉軌道に吸収され、1939年には朝倉軌道も解散した。
 本報告では朝倉軌道を中心に、その設立、企業統合、地域独占、自動車輸送への転換から消滅にいたる経緯を営業報告書などの史料によって検討した。

2015年度会員総会

 第19回懇話会に引き続き、2015年度の会員総会を開催しました。主な内容は以下のとおりです。
1.  事務局から議案第1号〜第4号、昨年度の事業報告・収支決算および新年度の活動計画・収支予算案等が説明され、審議の結果承認されました。
2.  第5号議案として、事務局から懸案となっていた会員名簿の開示と取り扱いについて諮られました。
 審議の結果、各会員が公開を認めた事項を記した会員名簿を作成、配付することになりました。
3.  懇談の中で、秀村選三先生からの『礒野五兵衛覚書 近世博多年代記』を公開して利用に供したい旨の提案があり、研究会のサイトで公開することが了承されました。
 
総会議案書(PDF)

以 上


2015年4月25日

第18回懇話会 (2015年4月25日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、20名が参加して第18回の懇話会を開催しました。
 
報  告

   秀村 選三氏

    近世九州農村における下人=奉公人・日雇の類型

    報告資料

以 上


2015年2月14日

第17回懇話会 (2015年2月14日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、16名が参加して第17回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  八嶋 義之氏

    『新修 福岡市史』編纂における調査の状況について
         ―新出史料の紹介を中心に―


    報告資料


    


以 上



2014年11月29日

第16回懇話会 (2014年11月29日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、13名が参加して第16回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  竹 下 耕 一 氏 ・ 長 野 暹 氏

   「ロイク王立鉄製大砲鋳造所における鋳造書」の佐賀藩翻訳書に関する分析
     ―「電子書籍・電子ノート」による解明―


    

以 上



2014年9月27日

第15回懇話会 (2014年9月27日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、9名が参加して第15回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  草 野 真 樹 氏

     明治期における企業家・商人データベース構築の試み
       ―企業勃興期の担い手を把握するための模索―

報告レジュメ(PDF)


    


以 上




2014年7月16日

第14回懇話会 (2014年6月29日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、13名が参加して第14回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  中 村 久 子 氏

     近世、対馬の被差別民

報告レジュメ(PDF)



    

2014年度会員総会

 第14回懇話会に引き続き、2014年度の会員総会を開催しました。主な内容は以下のとおりです。
1.  事務局から議案第1号〜第4号、昨年度の事業報告・収支決算および新年度の活動計画・収支予算案等が説明され、いずれも異議なく承認されました。
2.  第5号議案として、事務局から会員名簿の開示と取り扱いについて諮られました。
 審議の結果、各会員に研究会が保有する個人情報の再確認を行うとともに、各会員の開示可能な情報を確認した上で、それに基づいた「会員名簿」を会員に提供することになりました。
 なお、新たに追加する会員情報として、各会員が関心をもつテーマについても任意で提供をお願いすることになりました。
 会員の皆様には事務局からメール等でご連絡しますので、お手数ですがご協力をお願いいたします。
3.  懇談において、秀村選三先生から『博多津要録』の索引を公開して利用に供したい旨のご発言があり、今後研究会のサイトその他での公開にむけて作業を進めることが了承されました。

総会議案書(PDF)


以 上


2014年4月20日

第13回懇話会 (2014年4月19日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、15名が参加して第13回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  江 藤 彰 彦 氏

   『近世博多年代記』から見えてくるもの
         ─史料論のメガネで見てみると─
 



    

以 上



2014年2月3日

第12回懇話会 (2014年2月1日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、8名が参加して第12回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

  田 中 由利子 氏

   藩主の神格化と神社の由緒
         ─春日神社「由緒略記」を素材として─
 



    報告概要(PDF)
 今回の報告の一部は、近刊の『研究会報』に収録の予定です。

以 上




2013年11月25日

第11回懇話会 (2013年11月23日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、15名が参加して第11回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

 本 間 雄 治 氏

   筑後川下流の近代化遺産群探査と考察
         ─佐賀財閥形成と大隈重信の影─
 



以 上



2013年8月1日

 第10回懇話会 (2013年7月27日13時30分から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、11名が参加して第10回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

 新 鞍 拓 生 氏

    筑豊鉱業主麻生太吉の福岡市との係わりについて
      ─明治末・大正期における地方資産家の
          新たな地域での活動実態に関する事例研究─ 

報告レジュメ(PDF)

以 上



2013年5月4日

 第9回懇話会 (2013年5月4日13時30分から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、18名が参加して第9回の懇話会と2013年度会員総会を開催しました。
 
 
報 告

 秀 村 選 三氏

    近世博多の金屋(鋳物師) 礒野五兵衛の年代記
           ―金屋仲間と番子をめぐって―




報告レジュメ(PDF)


 2013年度会員総会

 第9回懇話会に引き続き、2013年度の会員総会を開催しました。主な内容は以下のとおりです。
1. 事務局から議案第1号〜第4号、昨年度の事業報告・収支決算および新年度の活動計画・収支予算案等が説明され、いずれも異議なく承認されました。
2. 今年度の活動計画に関連して事務局から、今年度の今後の懇話会は 7/27,11/23, 2/1を予定している旨報告されました。
総会議案書(PDF)

以 上




2013年3月2日

 第8回懇話会 (2013年3月2日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、14名が参加して第8回の懇話会を開催しました。
 
報 告:

 永江 眞夫 氏

    戦後復興期における福岡市内所在零細炭坑の検討
      ─三戸鉱業福豊炭坑・田島炭坑の事例─

 山田 秀 氏

    福岡県戦後史史料のデータベース化について
以 上



2012年12月22日

 第7回懇話会 (2012年12月22日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、14名が参加して第7回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

 横 田 武 子 氏

    
神仏両輪社壇仕法替から神仏分離への諸相

               ―住吉宮内陣から仏具が消える迄―

[概 要]
 密教と神道が習合した両部神道では、神社に神宮寺を置き、社僧が神社を支配した。一方、17世紀以降の儒学の興隆とともに、神道を純化させる機運が高まっていた。延享元(1744)年400年ぶりの宇佐・香椎奉幣使派遣を契機に、唯一神道を積極的に支持する藩と、本山の支配を盾に両部神道の維持を図る神宮寺との間での対立が始まる。本報告では、住吉宮を舞台に明治元(1868)年の神仏分離に至るまでの経緯を紹介した。



以 上




2012年9月8日

 第6回懇話会 (2012年9月8日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、18名が参加して第6回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

 江 藤 彰 彦 氏

    
江戸時代の山林利用とはげ山

[概 要]
 江戸時代は、資源利用の面では完全循環を実現していた時代として、しばしば言及される。同時に、山林伐採や採草地の過度の利用により、はげ山が出現し、土砂流出が問題を引き起こしていたとの指摘もなされている。報告では、北部九州の史料と他地域の史料を補完的に使いながら、山林利用のあり方と土砂流出について検討した。
以 上



2012年7月17日

 第5回懇話会 (2012年7月16日14時から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、16名が参加して第5回の懇話会を開催しました。
 
 
報 告

 宮 崎 克 則 氏

    シーボルトと黒田斉清の学問交流

[概 要]
 1823年(文政6)、日本の総合調査をオランダから依頼されて来日したシーボルトは、来日5年目の文政11年3月5日、出島にある自らの部屋に福岡藩主黒田斉清の訪問を受ける。長崎警備の見廻りにきた黒田斉清が出島を訪問したかどうか、「黒田家文書」や「商館長日記」から確定し、さらにシーボルトと斉清の質疑内容を記録した新たな史料(『雑事叢書』)を取り上げた。『雑事叢書』は写本として伝わるが、もともと斉清が記録したものである。
以 上



 第4回懇話会および2012年度会員総会 (2012年4月21日13時30分から)

 福岡市中央区天神1丁目 エルガーラオフィス6階の久留米大学福岡サテライトで、15名が参加して第4回の懇話会と2012年度会員総会を開催しました。
 
 
報 告

(1) 草 野 真 樹氏

    伊東尾四郎の履歴と研究
        ―その歩みと県史編纂を中心に―

[概 要]
 本報告は伊東尾四郎(1869.11.3〜1949.8.24)の履歴と研究活動を明らかにすることを目的とする。伊東は戦前期福岡県における地域史研究の第一人者である。代表的著作として『福岡県史資料』全12輯と『福岡県史料叢書』全10輯があるほか,『小倉市誌』,『門司市史』,『八幡市史』,『戸畑市史』,『大牟田市史』など5市3郡の自治体史を編纂した。しかし,数々の貴重な業績に反し,伊東の歩みと研究活動については不明な点が多い。本報告では伊東の生涯を明らかにしつつ,具体的に第二次大戦前後における福岡県史の編纂過程を中心に検討した。

報告レジュメ(PDF)


(2) 長 野 暹 氏

    廃藩置県と藩権力
        ―佐賀藩を事例として―

[概 要]
 弘化2年(1845)の軍隊編成を示す史料がある。弘化元年にオランダ軍艦が長崎港に来港し、藩主鍋島直正は乗艦して見分した。長崎港外(外目)に海防の重点を置くことを検討した絵図がある。これらから、史料は佐賀藩の海防体制強化によって作成されたとみなされる。
軍隊編成は弓・火縄銃・鑓を基軸とした15組編成であった。この編成は維持されながら、万延元年(1860)には総鉄砲制になり、慶応3年(1867)には連発銃スペンサ―銃の配備がすすみ、アームストロング砲も装備される。明治4年(1871)9月の政府への報告書にはアームストロング砲を38門保有していたことが記されている。
 明治初年には政府の常備隊制編成の指示によって急速に変化した。8大隊制になり、さらに4大隊制の編成になり、兵員数も大幅に減小した。廃藩置県が断行できたのは、藩の権力基盤が弱体化していたことが大きな要因であった。

報告レジュメ(PDF)

以 上


 2012年度会員総会

 第4回懇話会に引き続き、2012年度の総会を開催しました。主な内容は以下のとおりです。
1. 事務局から昨年度の事業報告・収支決算および新年度の活動計画・収支予算案が説明され、いずれも異議なく承認されました。
2. 懸案になっていた会誌の名称については、『研究会報』とし、『県史だより』からの通巻号数をあわせて表示することになりました。
3. 事務局から、世話人としてこれまでの3名に加えて、山口信枝氏を加えることが提案され、異議なく了承されました。なお、編集委員は従来どおり事務局4名に西村卓氏を加えた5名で担当することがあわせて承認されました。
4. 事務局から、今年度の懇話会は、現在のところ 7/16, 9/8, 12/22, 3/2の4回を予定していることが報告されました。
総会議案書(PDF)

以 上


 第3回懇話会 (2012年2月11日14時から)

会場の様子
 下記のとおり、2月11日(土・建国記念の日)に第3回の懇話会をアクロス福岡 東オフィス5階 久留米大学福岡サテライトで開催しました。13人の会員が参加しました。
 報告および意見交換の概要は下記のとおりです。

報 告

  江藤 彰彦氏

    福岡藩の記録体系と記録管理
     ―記録体系から見た「藩政」の構造―


[概 要]
 福岡藩中枢の記録体系は、元禄期以降、御勤筋と御政事筋の区分に基づいて整備され、それぞれ独自の記録仕法が策定されていた。今回の報告では、それぞれの記録仕法および記録管理の概要を紹介したうえで、現存する黒田家文書がそうした記録体系全体のどの部分に属したものかを検討し、他藩との比較も交えて、「藩政」の構造を再考した。

報告レジュメ(PDF)

 
 続いて、江藤氏から史料に関するデータベースの一案が示されました。これをもとに、今後研究会会員が協力して取り組む作業のひとつとしての、データベース構築について意見が交わされました。
 近世については年表データになるような年代記のようなものを優先的にすすめてはどうか、また近代については戦後の調査報告などの刊行物のデータも重要ではないか、などの意見が出され、さらに史料の翻刻データ自体を収録してはどうかという意見もありました。
 データベースの構築については、今後も引き続き検討することとし、提示された福岡藩のデータベースについては試行的に作業を進めることになりました。

資 料(PDF)

以 上



2011年10月11日

 第2回懇話会 (2011年10月10日14時から)


 10月10日(月・体育の日)に第2回の懇話会をアクロス福岡東オフィス5階、久留米大学福岡サテライトで開催しました。27名の参加がありました。
 山口信枝氏・古賀康士氏の2つの報告がありました。報告は下記のとおりです。


報 告
  
(1) 山口 信枝氏

    山林地主家へ嫁いできた女性達
          ―「ねんねんばばしゃま」の明治・大正・昭和―

[概 要]
 「ねんねんばばしゃま」とは「いつも眠っているおばあさん」という意味で、曾孫がつけた愛称である。福岡県浮羽町(現、うきは市)の大山林地主家の嫁は社会的、経済的、政治的つながりを強化するために双方の親同士の取り決めによって嫁いできた。娘、孫嫁、曾孫からの聞き取りと、家文書(整理済1450点、写真類は未整理)を使用した聞き書きの報告である。    

報告資料

(2) 古賀 康士氏

     西海捕鯨業の鯨組経営に関する一考察


[概 要]
 17世紀から19世紀にかけて、紀州・土佐・西海などの海域で「鯨組」と呼ばれる捕鯨集団による組織的な捕鯨業が行われた。このうち北部九州の海域を中心とする西海地方は、他の地域に較べ、捕鯨業の規模が大規模化したことが知られる。本報告では、この大規模化した西海捕鯨業の特質を探るため、西海地方の鯨組に設置された「小納屋」と呼ばれる経営体に注目し、捕鯨業への出資形態や投資リスク低減化の動きを明らかにする。

報告資料


以 上
 

 
 第1回懇話会(2011年7月30日14時から)
 地域史料研究会・福岡 の第1回懇話会を、福岡市中央区天神のアクロス福岡 セミナー室1で開催しました。遠路関西からの参加者も含め、32名が出席しました。
 設立準備会世話人田中直樹氏(日本大学名誉教授)の挨拶によって開会、記念講演の後、会員総会を開き、地域史料研究会・福岡が正式に発足しました。

開会挨拶     設立準備会世話人 田中直樹氏(日本大学名誉教授)
 (要 旨)
 この研究会の設立準備会の委員の大半は福岡県史の編纂事業に参加された方々で、今回その趣旨を継承して研究会を設けることにいたしました。
 県史編纂事業は1981年度に発足しました。福岡県は(財)西日本文化協会に委託し、同協会は福岡県地域史研究所を設立して事業が続けられてきましたが、編纂事業は平成13年度をもって終了しました。その後歴史的資料整理保存事業として、引き続き西本文化協会に委託されましたが、この事業も平成23年3月をもって終了し、同時に福岡県地域史研究所も閉鎖されました。
 史料は県史資料管理公開事業として福岡県教育委員会の管理のもと、九州歴史資料館に移管されましたが、私たちはかつて制定された、福岡県史編纂大綱を遵守し、県史編纂の火種を絶やさず世代を超えて継承していかなければならないと考えます。それが私たちの責務でもあります。そのような共通認識のもとに、今回、地域史料研究会・福岡を設立するに至りました。地域史研究の原点に立ち返って、研究会を設立して細々とやりながらも県史編纂事業を継承していこうというのがこの研究会の趣旨であります。



記念講演


 山本作兵衛の世界記憶遺産登録と今後の課題
   ―山本作兵衛氏の炭鉱の記録画並びに記録文書のМOW登録について―
               田川市石炭・歴史博物館 安 蘓 龍 生 館長

 第1回懇話会に記念講演をお願いした安蘓龍生館長は、山本作兵衛氏の記録画と記録文書の世界記憶遺産登録にあたっての発起人の一人であり、最大の功労者の一人です。田川郷土研究会で石炭史料を研究されてきた方でもあり、またかつて永末十四雄さんたちとともに『筑豊石炭礦業史年表』を編纂した仲間でもあります。世界遺産に登録されたことで、博物館は連日これまでの10倍から15倍の来館者を迎えているとのことです。
 講演では、山本作兵衛氏の絵画と資料が世界記憶遺産に登録されるにいたる経緯、およびこれにまつわる多くのお話をご披露いただきました。その中で、筑豊をどう考えるか、山本作兵衛氏をどうみるかということについては、まだ学問的な研究は十分に進んでいない、そこで今後はぜひ研究会の皆さんとも連携して研究や指導をお願いしたい、と述べられました。


  
 設立会員総会

 記念講演につづいて、懇話会の司会進行を担当した江藤氏が議長となり、会員総会を開催しました。議事に先立ち、旧福岡県地域史研究所初代所長であった秀村選三氏から意見表明がありました。

新研究会の発足にあたって
    元福岡県地域史研究所初代所長  秀 村 選 三 氏 (九州大学名誉教授)
 (要 旨)
 今年三月末で閉鎖された福岡県地域史研究所とのつながりという観点から、今回発足する新しい研究会には、二つ要望があります。
 一つは、県史編纂にかかわる事業を継承するのではなく、もっと視野を広げた地域の研究をやってほしいということです。
 私は西日本全体ぐらいを見ないと、福岡県は本当にはわからないと思っています。あるいは、壱岐・対馬を通じて朝鮮半島へ、あるいは長崎を通じて中国大陸へつながっているわけです。その広がりの中で、福岡における地域史料の研究をやる、そういう方向でこの研究会をみんなの手で育てていただきたいのです。
 もう一つは、新しい研究会を市民の研究者と学界の研究者が共同できる場として育ててほしいということです。
 田中直樹さんにそそのかされて、昭和48年に『筑豊石炭礦業史年表』を作りました。その時初めて、市民の研究者と一緒に研究をやることの大きさを学びました。これは私としては非常に大きかったことです。その流れが福岡県地域史研究所に来ておりまして、地域史研究所はそういう意味では、民学共同の場だったのです。市民の研究者と学界の研究者とが一緒になって、そして特に若い世代を加えて、ないものを補い合いながらお互いに学んでゆく、それをこの研究会でもぜひ続けてほしいと念じております。


 つづいて議事に入り、審議の結果以下のとおり決定されました。

議 事

1.地域史料研究会・福岡会則(案)について
 準備会から提案された地域史料研究会・福岡会則(案)について審議した。準備会で用意した会則(案)にもとづいて説明を受けたあと、出席者からの意見により、文言および会費額など一部を修正のうえ、拍手で承認された(決定した会則は別掲)。
 この会則の承認をもって研究会は同日発足することになった。

2.世話人について

 承認された会則第6条にしたがい、世話人の選出をおこなった。
 議長から出席者に候補者を求められたが特に申し出がなかったため、準備会からそのメンバーでもあった、山田秀、江藤彰彦、今野孝の3人が推薦された。当面この3人で活動を開始し、今後の活動の中で必要があれば順次拡張するということで承認された。世話人それぞれからあいさつがあった。

3.事務局について
 選出された世話人から、世話人の三人が事務局を担当させていただくが、専任がいないので三人がメールで連絡をとりながら研究会をサポートする旨の説明があり、研究会への連絡はなるべくメールを利用していただきたいとの要請があった。会員へのお知らせはメールおよび研究会のホームページで連絡する。
 なお、メールが利用できない会員には何らかの代替手段を講じることになった。

意見交換


○『県史だより』の発行について
 事務局から、『県史だより』の発行は印刷ではなく、Web上で公開する形式をとりたいと考えており、現在のところ不定期と考えるが、復刊第1号はできるだけ早く発行したいので、ぜひ投稿にご協力をいただきたいとの要請があった。
 あわせて、事務局とともに編集を担当する委員として、会員から参加してほしい旨の要請があった。西村卓、山口信枝の両氏から申し出があり、両氏に編集委員をお願いすることになった。
 なお、将来的には研究誌の発刊も検討していきたいとの付言があった。

○懇話会(研究会)等の開催について
 事務局から、これも不定期で考えているが、第2回の懇話会を開催したいので、報告希望者は事務局に申し出ていただきたいと要請があった。報告は必ずしも完全なものでなくともよく、積極的な申し出をお願いしたいと要請された。なお、会場は費用がかからないように、大学施設などを予定しているとの説明があった。

○その他
 事務局から、今後の研究会の活動として、地域史研究所で蓄積したデータベースや、各個人が蓄積しているデータの公開なども考えていきたい。そのために、会員の皆さんの研究の副産物などがあればそれもぜひ提供していただき、また利用していただければと考えている旨発言があった。


 会員総会は以上をもって終了し、17時から地下2階のレストランで懇親会を開催しました。

以 上


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